パーソナルカラー講座①4シーズン分類
パーソナルカラーについてのお話です。
パーソナルカラー診断をしていると言うと、
「私には赤は似合いますか?」
「ピンクはどうでしょう?」
といった種類の質問を良く受けます。
これは、よく誤解されている点です。
パーソナルカラー診断は、
赤青緑といった「色相」について
診断するものではありません。
パーソナルカラー診断では、
似合う色のトーンを診断しています。
似合うトーンであれば、
赤も青も緑も着られるようになるのです。
色彩心理を利用すると
イメージのコントロールが容易にできます。
でも似合わない色を身に着けると、
わざとらしさが出て逆効果な場合があります。
そんな時、パーソナルカラーを知っていれば、
似合うトーンの中からイメージ戦略に効果的な
色相を選べるようになるのです。
一言で「赤」といっても、
朱赤やワインレッドなど、
世の中には様々な「赤」があります。
例えば診断に使用するドレープを取ってみても、
以下の写真のように、これだけの色の差があります。
赤のドレープ春夏秋冬
(右上、左上、右下、左下の順に並べています)
緑のドレープ春夏秋冬
(右上、左上、右下、左下の順に並べています)
青のドレープ春夏秋冬
(右上、左上、右下、左下の順に並べています)
ピンクのドレープ春夏秋冬
(右上、左上、右下、左下の順に並べています)
黄色のドレープ春夏秋冬
(右上、左上、右下、左下の順に並べています)
パーソナルカラー診断では、
色を4つのグループに分けて診断しています。
ちなみに、人間が肉眼で認識できる色は、
何色あると思いますか?
なんと!
答えは700万色~1000万色!
残念ながら、全色を分析に使うというのは
まず不可能です。
というわけで、便宜上色全体を4分割にして
診断をしています。
ちなみに、次の三つの視点で分類し、
色全体を4分割しています。
①ベース(イエローベース・ブルーベース)
②明度(明るい・暗い)
③清色・濁色(クリアー・ソフト)
実際の診断には、120枚程のドレープを使用し、
そのドレープが持つ色の特徴と肌に映る反応を応用し、
診断結果を出しています。
私どもでは、4グループを「春夏秋冬」と呼んでいますが、
これは単なるニックネームみたいなものです。
流派によっては他の呼び方をするところもあります。
また、流派によっては4分類以上の場合もありますし、
分類の仕方も若干違うようです。
次回は春夏秋冬それぞれの特徴について、
もう少し詳しくお話したいと思います。
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国際イメージコンサルタント・印象学者ako
2008年米国フロリダ州にてAICI(国際イメージコンサルタント協会)認定FLC資格を取得。東京・目黒にエミュ・デザイン(MAIC)を設立し、女性専門のイメージコンサルティングを開始。
あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。をテーマとした個性を「可視化」するイメージコンサルティングに定評があり、個人向けサービスの予約は2~3ヶ月待ち。自分らしさを求める依頼者が、日本全国・海外からも訪れている。