使える知識と使えない知識の違い
皆様、こんにちは。国際イメージコンサルタント・印象学者のakoです。
今日は、イメージコンサルタント養成講座応用コースの日でした。
昨年10月開講のこのコースも早いもので、来週は応用コースの最終日!
基礎コースと合わせて30時間の講座が終了します。
一通りの診断ができるようになるのがこの応用コースの目的です。
今日も講義後のランチタイムに盛り上がり(?)ました。
なんだか毎回和気あいあい楽しくやっているように見える私どものスクールですが、
私は仕事のスキルにはかなり厳しいので、現段階でも相当なレベルを要求していると思います。
それでもついて来れる生徒さんのレベルがすごいと思うのですが、
来週は最終回ということで試験もあるので、今回はモニターさんのカラー診断の後、
試験前の復習ということで、色を見分ける訓練をしました。
カラリストは色を分析して終わりではなく、その色を実際のファッションやメイクで
提案できることが重要だと思う為、様々なものを分類してもらうトレーニングをしました。
カラー講座の後はファッションスタイリストコースの授業もありましたが、
実はこっちはさらにハードな内容なんです。
今日の宿題はこんな英文を50枚程目を通してくるという宿題もあり、
「ぐったり。もうやだ。疲れた。」「友達でも無料ではできないという意味が分かった。」
こんな感想が漏れて居ました。笑
報酬を頂いてコンサルタントとしてお仕事するって、本当に簡単ではないんですよ。
すご~~~~い努力が必要ですし、それは自分でやるしかない部分なんですよね。
イメージコンサルタントとしてお仕事をする為には、どれだけ膨大な知識が必要で、
また丸暗記だけで通用する世界ではないことを改めて痛感すると同時に、
この膨大な課題をクリアすることで、コンサルタントとして自信を持って仕事ができ、
また他社との差別化になるということにも気付いたようで、
疲労感と同時に目標にもなったようでした。
そこで諦めない前向きな姿勢と本気度合いがやっぱりすごい!
と自慢したくなる、本当に努力家な生徒さん達です。
私のスクールは、本気でイメージコンサルタントとして仕事しようと思う方が集まるので、
他のスクールと掛け持ちの方もいますし、ファッションのプロの方もいますし、
本気度がやっぱり半端ではないと感じます。
和気あいあいやっている割には、「なんとなくイメージコンサルタント♪」みたいなノリはないです。
私どものスクールは、とにかく使えるスキル実践重視で講座を進めて行く為、
基本的に講義形式ではありません。
講師である私が知識をお伝えして、暗記してもらうというような内容では進めません。
毎回、間違っていても良いからまずは自分でやってみるという過程を踏んでもらっています。
自分で考えた後にようやく私の解説が入る為、丸暗記の聞きかじった知識ではなく、
自分の言葉で解説ができる応用力が身に着くのです。
例えば、ヒップが大きい人の体型カバーには○○と私が教えたら、
きっとヒップカバーには○○と覚えてしまい、
○○以外ヒップカバーの方法は思い浮かばなくなる可能性があります。
ですが、ヒップが大きい人の体型カバーには何が使えると思うか?
何も答えを知らずに考えてもらい、自分なりにそう思う理由を答えてもらいます。
そこから私の解説に入る為、合っていれば自分で考えられた自信にもつながり、
実践で使える即戦力になるわけです。
以前に受講者のappleさんがブログでアメリカンスタイルな講義と紹介してくれたことがありますが、
確かに日本の講義としては珍しいタイプかもしれません。
私の価値観として、間違うことよりも恥ずかしいことは自分の意見がないことだと思う為、
とにかく生徒さんが自分の言葉で意見を言えるスキルを鍛えることに力を入れています。
それくらい、聞きかじりの知識でやっていける仕事ではないからです。
それについて来れている生徒さん達なので、卒業時には結構な実力と自信がつくと思います。
まだまだ講義は続きますが、一旦来週は応用コースの節目。
引き続き、トレーニング形式の講座は続きます!
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国際イメージコンサルタント・印象学者ako
2008年米国フロリダ州にてAICI(国際イメージコンサルタント協会)認定FLC資格を取得。東京・目黒にエミュ・デザイン(MAIC)を設立し、女性専門のイメージコンサルティングを開始。
あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。をテーマとした個性を「可視化」するイメージコンサルティングに定評があり、個人向けサービスの予約は2~3ヶ月待ち。自分らしさを求める依頼者が、日本全国・海外からも訪れている。