イメージコンサルタントになろう!実績も人脈も知名度もなかった私が明かす起業の道のり
私のイメージコンサルタントヒストリー
ここ数年、イメージコンサルタントが急増した理由として、経験を問わず誰でも目指せるからというのがあります。
そんな私も、元はといえば一般企業に勤めるごく普通の派遣OLで未経験からスタートしました。
でも実は私の場合、資格を取ってからが長かった!
今思えば、起業するまでもしてからも、本当に遠回りしましたから、これからイメージコンサルタントを目指す方は是非最短コースを目指して欲しい!
というわけで、未経験から学んだ私自身がどうやって起業し、どのようにこの10年を過ごしてきたかをご紹介すると同時に、自身の失敗経験を踏まえ、最短最速でイメージコンサルタントとして起業する秘訣をご紹介します。
2002年 パーソナルカラーと出会う
きっかけは2002年に受けたパーソナルカラー診断。実はよく理解できませんでした。その後、別の機会に診断を受けたところ、結果も診断手法も違い不信感を持ってしまったのです。それでも似合う色を知りたかった私は「信頼できるコンサルタントを探すより、自分が学んだ方が早い!」と思ってパーソナルカラーを学び始めました。
ちなみにこの写真は、スクールに通い始めた当時の私と現在の私のBefore & After。15歳以上も若かった自分を見ても、今の方が良いんじゃない?と自分で思える。それは、イメージコンサルティングを学んだことで自分自身を磨くことができたから。
イメージコンサルティングの資格取得は、自分自身にも活用できる知識。「浪費」ではなく「投資」です。
2008年 国際ライセンス取得&起業
パーソナルカラー資格を取得後、実は5年程は起業しませんでした。理由は、一言でいうとロールモデルが居なかった為。
2002年当時、パーソナルカラー診断といえばお金持ちのマダム達が自宅サロンで趣味として提供しているイメージ。当時、独身だった私は「職業」としてのイメージが湧かなかったので、いつか結婚したら始めようくらいに考えていました。
そんなこんなで5年程経ったある日、アメリカにはイメージコンサルタントという仕事があるということを知りました。そこから私もイメージコンサルタントの学習を始め、米国フロリダ州で5時間にも及ぶ膨大な量の筆記試験を受け、米国国際イメージコンサルタント協会(AICI)にて国際ライセンスを取得。エミュ・デザイン(MAIC)を設立したのが2008年でした。
2009年 スキルアップのため再渡米
起業の翌年2009年、再びイメージコンサルティングを学び直す為に渡米しました。本場アメリカに渡り「国際ライセンス」まで取得していても、実は現場では十分とは言えなかったのです。
原因は二つありました。
①国際ライセンスの試験は筆記のみ。5時間にも及ぶ筆記試験に耐えられるくらいの膨大な知識は持っていたとはいえ、知識はあくまで知識。実践力とは別物で、現場で使えるスキルが足りなかった。
②身近なロールモデルがおらず、そもそも現場を見たこともないのに、知識だけを武器に現場に出ようとしていたたから。
個人コンサルティングをする場合には、知識だけでなくスキルが必要です。
選んだ理由は、最短距離で欲しいスキルが学べると確信したからです。
個人相手のコンサルティングに重きを置き活動されている姿。HP上に掲載されていた”Avoid cookie cutter styling!(皆と同じじゃつまらない、個性を大事に!)”というセリフも私自身がお客様に伝えたいメッセージと一致していました。
ここなら私が求めていることを効率良く学べるだろうと予測した通り、ロールモデルとなる彼女から直接指導を受けたおかげで、大きく成長することができました。
誰から学ぶか迷ったら、トレーナーもしくは講師の働き方をチェックするのがオススメです。ロールモデルとなる人から直接学ぶ方が、無駄がなく効率が良いからです。
そして趣味ではなく仕事に生かすための学びであるならば、ちょっと辛いくらいの勉強量がちょうど良いです。英語が母国語でないこともあるのですが、私はアメリカ滞在中、毎朝3時、4時まで宿題に追われていました。アメリカ滞在中は遊んでないどころか、あまり寝てません。笑
でも本当に大変だった分、誰でも簡単に真似できるようなスキルではない、そういうスキルを自分が持っているという自信にもつながりました。
それから私の場合は日本からの渡航だったので、受講料だけでなく、宿泊費、航空券、レンタカーまで借りる必要がありました。
日本と違い、ニューメキシコは車がないと通学もできない環境だったので、毎日砂漠の中を車で通学していました。
でも例えばこの時の費用が100万円だったとして、あれから10年ですから、10年間で計算すれば1日あたり274円、1日たったコーヒー1杯分。しかも長く使えば使うほど、この先まだまだお得になります。
当時の私にとって費用の負担は大きかったですが、あの時思い切って投資して学んだおかげで、今となっては学びにかけた費用とは比べられないくらいの収入になって戻って来ています。
いつか学ぶのなら、1日でも早い方が良い。そして例え高くても一生使える価値のあるものを学んだ方が良いと思います。これは安く学んだがために、結局学び直しで二倍以上の費用と時間がかかった経験を持つ私自身の体験談からのアドバイスです。
2011年 養成スクール開始
帰国後、個人コンサルティングの予約が2~3ヶ月待ちの状態になりました。その一つの理由として体型分析手法があります。米国から帰国後、オーストラリア Image Innovators社製の体型分析ツールを日本で初めて契約し導入しました。
体型実測から体型カバーに効果的な洋服が分かるハイテクツールです。珍しいだけでなく、客観的かつ詳細なデータが得られる為、日本全国、海外からもお客様がいらっしゃる程になりました。そこで、これだけニーズがあるのであれば興味のある方にもスキルを継承したい!と思うようになりイメージコンサルタント養成スクールを開校したのです。
なお2019年現在でも、当ツールを使ったコンサルティングを提供しているのは、エミュ・デザイン(MAIC)修了生のみ。日本市場を独占している希少な体型分析手法です。
2011年 海外拠点でも活動開始
この年、国際結婚しフィリピンにも拠点を持ちました。スキルさえあれば、身一つでどこででも仕事ができるのも、この起業のメリットの一つ。特にエミュ・デザイン(MAIC)手法は本場米国発祥なので、外国人相手でもそのまま使えることも大きな強みです。
時間や場所にとらわれない自由な働き方ができるのは、イメージコンサルタントとして起業する一番のメリットだと思います。
2016年 外国人コンサルタント誕生
2016年には、私と同じ米国AICIの国際ライセンス持つ上海在住イメージコンサルタントAmy Wangが、スキルアップのために養成講座を受講しに来日しました。
イメージコンサルティングの本場は米国ですが、実はアジア圏でそのまま米国手法を使おうとすると、個性を活かすには限界を感じることがあるのです。その点、エミュ・デザイン(MAIC)手法は米国手法を元に日本市場向けに繊細なアレンジを加えているので最適。欧米人が期待する典型的なアジア人像だけでなく、似たような肌色、髪の色、瞳の色を持つアジア人同士の中でも、多様な個性を引き出せる手法です。
現役の国際イメージコンサルタントが来日してまで学びに来るその訳は、世界でもここでしか学べないエミュ・デザイン(MAIC)オリジナル手法だからなのです。
2018年 上海姉妹校&国際団体設立
2018年に認定インストラクター制度ができ、5月には上海に姉妹校が誕生。私自身も上海で指導にあたりました。受講生の中には現役の国際イメージコンサルタント3名も含まれており、起業経験を持つ人が困った時に辿り着くのがエミュ・デザイン(MAIC)であることも改めて実感しました。起業経験がある人は、価格競争に苦しんだ経験も多く、本当に価値のあるもの、他社との差別化ができるものを選ぶからです。
7月には、グローバルスタンダードでイメージコンサルタントを育成・認定する国際団体Asia-Pacific Image Consultants Association(APIC:エイピック) が設立されました。
私自身も理事に就任し、エミュ・デザイン(MAIC)はAPIC協会特別提携校となりました。卒業生で希望される方は、APIC認定国際ライセンスも申請可能です。
今後APICでは、日本人コンサルタントの海外派遣、外国人講師の招待講演なども予定されており、エミュ・デザイン(MAIC)は真のプロフェッショナルを育成するという重要な役割を担っています。設立10周年を迎え、更にグローバルな視点で業界を牽引すべく、私自身もまた新たなスタートを切ったところです。
スタート時に知っておくべきこと
というわけで長いようであっという間の10年間でしたが、今から学び始める方が最速最短で起業したいと思ったら、チェックポイントはこんなことです。
1.ロールモデルとなる講師やトレーナーを探す
2.知識だけではなくスキル(実践力)を身に着ける
3.他社と差別化でき、価値が保てるものを選ぶ
私自身、国際資格まで持っていながら学び直した経験があり、過去に現役のイメージコンサルタントを多数指導した経験からも、非常に大切なチェックポイントだと感じます。
その点、エミュ・デザイン(MAIC)は私自身も未経験のスタートであり、ゼロからスタートの育成に強く、未経験からの起業者を多数輩出しています。根拠やデータに基づく論理的な裏付けを持った手法だからこそ、センスや経験にとらわれず最短3ヶ月で確実にスタートラインに立てるようになっています。
その分、エミュ・デザイン(MAIC)は自立心や努力も求められるスパルタ教育なので、「お手軽に楽して起業したい。」という方にはオススメしません。そういう方は、もっと安く簡単に資格の取れるスクールが多数あると思うので、敢えてエミュ・デザイン(MAIC)を選ぶ必要はないでしょう。
でも本気度の高い方にとって、エミュ・デザイン(MAIC)は最短最速で起業を実現する最適なプログラムとなっています。しかも講師陣も全員卒業生。スパルタ教育の価値を理解しているからこそ、「愛あるスパルタ教育」で即戦力を持つコンサルタントの指導に当たると同時に、良きメンターとしても受講生をサポートすることができるのです。
単なる利益追求の為のスクール運営ではなく、確実なスキルを持った真のプロフェッショナルを育成したいという思いから、エミュ・デザイン(MAIC)では、代表者である私自身が全員と接することができる少人数制の講座を運営しています。
「本物のスキルを広めることで、受講生の先に居るお客様にも喜んで頂きたい。」という私どもの思いにご賛同下さる方に是非受講して頂きたい講座です。ご興味をお持ちの方は、以下も併せてご覧下さいませ。
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2008年米国フロリダ州にてAICI(国際イメージコンサルタント協会)認定FLC資格を取得し、東京・目黒にエミュ・デザイン(MAIC)を設立。女性専門のイメージコンサルティングを開始。「あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。」をテーマに表面的に外見を繕う「美」の追求ではなく、個性を「可視化」するイメージコンサルティングを提供中。個人向けサービスの予約は常時2~3ヶ月待ち。多くの芸能人や著名人からも人気を得ている。