色白に見える色、血色良く見える色 ~パーソナルカラー診断~
国際イメージコンサルタントのAkiko TAKATAです。
私はチャンスさえあれば、色物のリサーチをしています。
特に化粧品のリサーチは、
ファッションと違ってサイズもないので、
お客様に共通する情報として非常に役に立ちます。
というわけで、自分の買い物以外でも、
しょっちゅう化粧品カウンターにも立ち寄ります。
どうしてもリサーチとなると長時間になりますし、
メモを取っていたり、
異常な程じっくり見ていたりするので、
時々美容部員さんに迷惑そうな顔をされたりして、
退散することもあるのですが・・・・・・。
私も元美容部員なので、
気持ちは分からなくはないので、
迷惑そうにされれば素直に立ち去ります。
でも「お客様に色を紹介したいので。」
と言って歓迎してくれる場合には、
遠慮なく調査させて頂きます。
そんな風に苦労して情報収集する甲斐あって、
お客様にご紹介すると何より喜んで頂けます。
やはり女性はメイクが大好きですよね。
というわけで、先日もリサーチして参りました。
活字だけでは覚えきれないので、
こんな風に色を控えて来ました。
パンフレットよりもリアルに分かるので、
許可を頂ければこんな風にして調査し、
店頭の光源以外でも見たいので、
後日じっくり比較します。
これ、全て同じブランドの口紅なのですが、
同じブランドでもこれだけの展開があります。
「ピンク」といっても様々なピンクがあり、
「赤」といっても様々な赤がありますよね。
どのピンクが似合うのか、どの赤が似合うのか、
まさにその「どの」部分を見極めるのが
パーソナルカラー診断の役目です。
例えば、朱赤のようなオレンジがかった赤もあれば、
ワインのような青みがかった赤もありますよね。
普通の人はそんなこと意識せずに過ごしていますよね。
きっと店員さんのオススメを鵜呑みにして
お買いものをされているのではないでしょうか。
本当に似合っているから薦められているのか、
販売強化中の製品だから薦められているのか
判断できますか?
あるいは自分の好みだけで選んでいる
という方もきっと多いと思います。
ですが、パーソナルカラーを知っている人からすると、
それほど怖いことはありません。
色によって、肌に与える影響は大きく異なります。
例えば、こんな色があります。
1、黄色くくすんで見える色
2、青白く不健康に見える色
3、血色がよく見える色
4、透明感があって色白に見える色
その正体は以下のような色です。
1、3、は朱赤のような
オレンジ(黄み)がかった赤が一つの例です。
2、4、はワイン色のような
青みがかった赤が一つの例です。
え?どういうこと?って思いませんか?
つまり、プラスの効果とマイナスの効果は
常に表裏一体なのです。
例え同じ色を身に付けたとしても、
プラスの効果になるかマイナスの効果になるかは
人によって違うということです。
同じ朱赤をつけても、
黄色くくすんで見える人も居れば、
血色がよく見える人もいます。
同じワインレッドをつけても、
青白く見える人も居れば、
透明感のある色白肌に見える人も居ます。
というわけで、パーソナルカラーは診断しない限り、
絶対これです!という答えはありません。
ただ、不健康でも何でも良いから、
色白に見えればそれで良いということでしたら、
青みがかった色を身に着けて下さい。
似合わなくても何でも良いから、
血色よく見せたいということでしたら、
黄みがかった色を選んで下さい。
似合うという保証をしなくても良いのであれば、
こんな風に色の効果は診断なしに語れます。
ですが、それで選んで頂く色は、
あくまで自己満足の域を超えていないのです。
と前置きが長くなりましたが、
パーソナルカラー診断を受けると、
自分に本当に似合う色が分かります。
洋服だけではなくて、
メイクにもヘアカラーにも使える知識です。
選ぶ基準を知っていると、
お買い物が随分と楽に効率良くなります。
店員さんに頼らずに、
自信を持って色を選べるというのは、
一生使える大きな財産になると思いますよ。
ご興味をお持ちの方は、
宜しければ以下もご覧下さいませ。
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国際イメージコンサルタント・印象学者ako
2008年米国フロリダ州にてAICI(国際イメージコンサルタント協会)認定FLC資格を取得。東京・目黒にエミュ・デザイン(MAIC)を設立し、女性専門のイメージコンサルティングを開始。
あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。をテーマとした個性を「可視化」するイメージコンサルティングに定評があり、個人向けサービスの予約は2~3ヶ月待ち。自分らしさを求める依頼者が、日本全国・海外からも訪れている。