男性のパーソナルカラー診断
皆様、こんにちは。国際イメージコンサルタント・印象学者のakoです。
今日から7月1日!もう今年も後半に突入ですね。
本当にあっという間に時間は過ぎて行きますから、1日1日を大事に過ごしたいですね♪
先週に引き続き、昨日はイメージコンサルタント養成講座がありました。
今回のパーソナルカラー専攻の授業では男性モデルさんのパーソナルカラー診断をしました。
ご夫婦で来て下さり積極的に質問して頂いて、本番さながらの練習になりました。
前回今回とモニターさんから「生徒さんの雰囲気が素敵で感じが良かった。」「生徒さんが美しくて優しかった。」と
生徒さんに対する好印象の感想を頂きました♪
イメージコンサルタントは「印象」のプロなわけですから、似合う色を正確に診断できるのはもちろんですが、
コンサルタント自身が好印象なことも重要です。
というわけで、コミュニケーション能力や雑談力の高さは「イメージコンサルタント」としては必須!
レストランでおいしいものが出てくるのは当たり前、その付加価値はスタッフの方のサービスレベル次第。
それと同じこと。
プロとして正しい診断ができるのは当たり前、その付加価値はコンサルタントの印象次第です。
日本語のイメージコンサルタントはファッションコンサルタントと同意に扱われがちですが、
「印象」のプロを名乗る以上、イメージコンサルタントは診断スキルを身に着けるだけでなく、
自分自身の「印象」を大切にする必要があると思います。
ちなみに、男性のパーソナルカラー診断は女性の場合とはちょっと訳が違います。
基本的に男性はスーツをお召しになることが一般的なので、4シーズンの色ばかりにこだわるというよりは、
むしろスーツにしたらどんなコーディネートにするか等フォローアドバイスの方が重要だと私は思っています。
私どもMu:Designではご紹介の方に限り、男性のイメージコンサルティングを行っておりますが、
似合う色によってヒゲの剃り後が目立たなくなったり、顔色が良く見えたりもします。
メイクをしない男性だからこそ、コーディネート次第で戦略的に印象を作ることで他の方との差が出てきますね。
そして、午後のファッションスタイリストコースは課外授業でした。
銀座のショッピングコースを見て、実物の洋服を見ながら選び方のポイントとなる細かい部分の解説をしてきました。
机上では解説しきれない部分を補う意味でも、ショッピングトレーニングは非常に有効なのです。
オマケのように聞こえるかもしれませんが、かなり大事なパート。
雑誌では把握できないファッションのディテールの見分け方など、プロとして洋服を理解するのに有効です。
プロのイメージコンサルタントとして一番まずいのは「一を知りて二を知らず」になってしまうこと。
学んだことはあくまでベースの知識となるもので、それを元に自分がどう応用できるかが非常に大切で、
「一を聞いて十を知る」くらいの柔軟性と・応用力が成功の決め手となると思います。
ディテールが見れるショッピングトレーニングは、それを理解するのにも有効な時間なのです。
例えばリボンというデザイン一つ取っても、実はリボン=かわいらしいタイプの方の物とは限りません。
リボンの材質や形状、配色を選べばどんなタイプの方でも似合うリボンの形は見つけられます。
モダンな方でもマスキュリンなタイプの方でも、意外に思われるかもしれませんが身に着けることはできますよ。
もちろんリボンモチーフと言えば一般的にはかわいいもの。
でもそれは素人でも分かること。
例えばかわいらしい物が似合わないモダンタイプの方がリボンを付けたい時、どんなアドバイスができるか?
モダンさを失わないようにしながらリボンを選ぶとしたらどんな素材でどんな形状になるか。
プロとしてはこっちのアドバイスができる方が大事。
似合うものと好きなものが一致しない方は沢山いますから!
実際の現場では、こんな質問は珍しくありません。
いくらお客様が好きだからと言って似合わないものを薦めるのはプロとして失格。
お客様の為にもなりませんから、プロとして本当に似合う物をオススメすることになります。
それでも好きな物を着たいと言われた時に、どれだけ好きな要素を似合うようにアレンジできるか
どんな条件ならOKを出せるか、そのアドバイスこそがプロと素人の差だと思います。
でもそれはマニュアルには決して載っていない部分。
コンサルタントの応用力とセンス次第なのです。
私自身もそういったアレンジはどこかで習ったわけではなくて、知識の応用で身に着けて来た部分です。
「スクールで習ったからこうなんです。」「習っていないのでお答えできません。」では通用しないのが現場です。
人間の数がこれだけいれば、全てをマニュアルに当てはめるのは不可能。
例外は沢山あるので、いかに多面的多角的にマニュアルを活用していけるかにかかってきます。
Mu:Designの生徒さん達には、そういった応用力を身に着けて欲しい為、ショッピングトレーニングでは
洋服のディテールを見ながら様々なイメージの解釈の仕方をお伝えしました。
いよいよ来月で卒業を迎える生徒さん達、早いもので10ヶ月の講座もいよいよ修了。
卒業検定に向け仕上げの段階に入りました!
卒業検定では実際のモニターさん
に向けて本番同様のプレゼンをしてもらいます。
個性重視のMu:Design、ほとんど規制をかけずに学んだことやご自身の経験で自由にプレゼンして頂くので、
それぞれのセンスがどんな風に出てくるか私も今から楽しみです♪
2011年10月よりMu:Designではイメージコンサルタント養成講座を開催しており、
現在2012年7月開講講座、10月開講講座受講者募集中です。
私どもの講座の最大の特徴は、机上の理論のみならず実践で学べることです。
国際イメージコンサルタント・印象学者akoが、10年かけて国内外で身に着けて来た
「実践的な」イメージコンサルティング手法が学べます。
また、受講者同士がライバルではなく、将来良きビジネスパートナーとなれるよう、
それぞれの個性を引き出し、どのような専門分野で活躍できるかを掘り下げることにも
重点を置いております。 ご興味のある方は以下の記事をご覧下さい。
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国際イメージコンサルタント・印象学者ako
2008年米国フロリダ州にてAICI(国際イメージコンサルタント協会)認定FLC資格を取得。東京・目黒にエミュ・デザイン(MAIC)を設立し、女性専門のイメージコンサルティングを開始。
あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。をテーマとした個性を「可視化」するイメージコンサルティングに定評があり、個人向けサービスの予約は2~3ヶ月待ち。自分らしさを求める依頼者が、日本全国・海外からも訪れている。