国歌斉唱&国旗掲揚の国際マナー

 皆様、こんにちは。国際イメージコンサルタント・印象学者のakoです。
先日、国際マナー・コミュニケーション専攻コースの募集要項を発表しました。
頂いている重複したご質問に関しまして、随時ブログにてご紹介しておりますので、
受講を検討して頂いている方は、こちらの記事にてご確認下さいませ。

私どものマナー講座は、一般的なマナー講座とは違う点がいくつかございます。
その一つがプロトコール(国際儀礼)に触れている点です。

「プロトコール(国際儀礼)」と聞くと国の公式行事などを想像されるかもしれませんが、
言ってみれば世界標準のマナーであり、国際交流での原則でもあります。
それを知らないと、悪気はなくとも失礼にあたることもあるわけです。

例えば、日本では繊細な問題とあまり触れられない国旗掲揚や国歌斉唱にもマナーがあります。
私は総合商社で受付をしておりましたので、世界各国のお客様をお迎えするにあたり、
国旗掲揚のシーンをよく目にしておりました。

といっても、国旗掲揚をするのは私の役割ではないので、
最初は国旗掲揚にルールがあるということは知らずに見て居たのですが、
プロトコールを学んでから改めて国旗掲揚の様子を見てみると、
ちゃんと国際的なルールに沿って国旗掲揚されていたことに気が付きました。

総合商社のように、海外のお客様の扱いに慣れている大企業であれば、
担当者にとっては当然の知識なのでしょうが、
きっと海外進出したばかりの企業や個人経営や小規模の組織では知らない可能性があり、
相手へ敬意を表すつもりで国旗掲揚をしたのに、逆に失礼になってしまうことも考えられます。

ビジネスシーンに限らず、世界的なスポーツ大会の時など、
一般の私たちも国旗掲揚のシーンを目にすることはあります。

国際化が進み、また2020年の東京オリンピックを控えていることも考えると、
こんな世界標準のマナーを抑えておくことで、
より良い「おもてなし」ができるかもしれません。

ちなみに、こちらは現在私が在住中のフィリピンの国歌斉唱風景。
現大統領、元大統領などがずら~~~っと並ぶ公式な場で、
フィリピンを代表する歌手Charice(シャリース)が国歌斉唱という風景です。

フィリピンの国歌って元々素敵なのですが、
世界的にも認められている実力派のChariceが歌っているので、なおさら圧巻!という感じ。
なので最後には拍手喝采の渦に!

もちろんChariceにも注目なのですが、ここでマナー上注目すべきはYouTubeのコメント。
“They should not clap.(拍手をするべきではない。)”
なぜか答えられる人は、おそらく国歌斉唱の意味やマナーをご存知の方でしょう。

一見するとChariceへのパフォーマンス批判のように見えますが、
実はマナーを知っている方のコメントなんです。

日本では国旗掲揚も国歌斉唱も繊細な問題扱いされていることもあり、
国旗掲揚や国歌斉唱のマナーなんて聞いたこともないという人がほとんどですが、
国旗や国歌には特別な意味があり、実はそこにも世界的な基本ルールがあります。

というわけで、私どもの講座では日本人が悪気なく見逃しがちな世界標準でのルールについて、
また日本国内で必要とされるマナーについて、比較を交えながらお話をさせて頂きます。

現在、2020年東京オリンピックに向けマナー講師の需要が高まってきております。
当講座は指導者養成講座となりますので、日本人ならではのおもてなしの心と共に、
そんな世界標準でのマナー向上を広めるきっかけにして頂ければと思います。
講座にご興味をお持ちの方は、是非ウェブサイトもご覧下さいませ。
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