上流階級に愛されたグッチ（GUCCI）の歴史を巡る展示会

　皆様、こんにちは。国際イメージコンサルタント・印象学者のakoです。
先日、GUCCIの「Icons of Heritage（受け継がれるアイコン）」展へ行って来ました！

ブランド主義ではない私、とくにこのブランドじゃないと！というこだわりは全くないのですが、
イタリア系のブランドは好きなものが多くて、古めのGUCCIにもお気に入りのアイテムが沢山あります。

GUCCIと言えば、一時期大流行したバンブーバッグが超有名ですよね。
実は私も知らなかったのですが、あのバッグが生まれた背景には第二次世界大戦があったそうです。

戦後の物資不測の中で、貴重な革の代わりに使えるものとして生まれたのが、
丈夫な竹だったということで、そこからあのバンブーバッグが生まれたのだそうです。

あんなにスタイリッシュなデザインが物資不足から生み出されていたなんて、
なんかものすごいクリエイティブなアイデアに感動！

しかも、あの美しいカーブを描くバンブーの職人さんは、現在、世界にたった一人とのこと！
未だに信じられないのですが、その方が全てのバンブーを曲げる部分を担当しているそうで（←本当？）、
その職人さんが竹を炎で炙りながら、カーブを作っていく映像が流れていました。

どうしてそのアイテムが生まれたかなど背景が分かると、そこに価値を感じますよね。
最近なんとなく「一時来流行ったバンブーバッグ」として封印していましたが、
久々にバンブーバッグが使いたいなぁと思うようになりました。

この展示会では、創業当時のアイテムや日本初公開のアイテムの展示など、
GUCCIの歴史が感じられるような展示会でした。
でも、今回私が何より面白いなぁと思ったのが、こちら。

GUCCIのチャリティー切手の販売！
80円切手10枚入りシートなので、800円のはずなのですが3,150円。

全くブランド主義ではない私、最初は、そんな高い切手要らないと思ったのですが、
売り上げの「全額」が東日本大震災で被災した子供たちの教育支援の為に寄付されるんですって。
なんて素敵なプロジェクト！

それを聞いて、もちろん私も購入してきました。
実はGUCCIはこんな風に震災で被災した子供たちの為に、チャリティーアイテムを販売して、
その売り上げを寄付する活動を続けているんですって。

ブランドの価値というのは、アイテムだけでなくて、ブランドの在り方というのもあるので、
そんな話を聞いたら、益々GUCCIが好きになりました。

このイベントは東京丸の内KITTEで11月24日までの開催です。
お時間のある方は是非、覗いてみて下さいね。

■GUCCI（グッチ）ホームページ
http://www.gucci.com/jp/home

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