スティーブ・ジョブズに学ぶ 最強の個性演出
皆様、こんにちは。
国際イメージコンサルタント・印象学者 Ako Magnoです。
(初めての方へ、プロフィールはこちら)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
毎日のコーディネート悩みますよね~。
トレンドを追いかけるのは疲れるけど、
自分に合うスタイルがわからないと
悩む方も多いと思います。
そんな方々に紹介したいのが、
「ノームコア」という
ファッションスタイル。
「ノームコア」とは、Normal(標準)と
Hardcore(究極の)を組み合わせた造語で、
「究極の普通」という意味を持ちます。
このスタイルは極めてシンプルで、
本質的な価値や実用性に焦点を当てた
以下のようなミニマルなもの。
1.ベーシックカラーを使う
2.良質で長く使える基本アイテムを持つ
3.装飾やアクセサリーは最小限に
4.足元はシンプルで快適なもの
5.流行に左右されない選択
例えば、アップルの共同創業者
故スティーブ・ジョブズは、
黒のタートルネックにジーンズを
貫いていたことで知られています。
また、フェイスブックのCEO、
マーク・ザッカーバーグは、
グレーのTシャツを常用することで有名です。
彼はインタビューで、
「同じ服を毎日着ることで、日常の小さな
決断にエネルギーを消耗することなく、
より重要な決断に集中できる」
と述べています。
彼らは一貫したスタイルを選ぶことで、
無駄なことにエネルギーを消耗せずに、
より価値あることに時間を使えるように、
敢えてそうしているのです。
私も一経営者なので、
何よりも時間優先という気持ちは、
心から理解できる!
仕事柄、色々な洋服は着ていますが、
実は私自身の洋服も時短を目的に、
法則化して選ばれたもの。
決して毎日鏡の前で一人うっとり
ファッションショーみたいなことはなく、
ちゃちゃっと着るだけで完成!笑
そういう風に動けるように、
あらかじめワードローブを
そういう風に揃えているのです。
イメージコンサルティングの
発祥の地アメリカには、
「カプセルワードローブ」という
概念があります。
これも、最小限のアイテムで
多様なコーディネートを叶えるもの。
ワードローブの稼働率を高めるために、
配色などに一貫性を持たせ、
効率よくスタイリングできるように、
法則化することを提案するものです。
実は、配色、柄、アイテムなど、
一貫性あるスタイルは、
ブランディングの観点から見ると、
むしろ非常に有効。
法則化されたスタイルは
「その人らしさ」を際立たせ、
印象に残りやすくなります。
実際に私がお客様にご提案する際も、
いわゆる「アイコニック」な要素を、
必ず取り入れるようにしています。
具体的に言うと、
ベーシックカラーやテーマカラー、
配色の色数やコントラスト、
推奨する柄や素材などを法則化することで、
いつでも再現してもらえるようにしています。
ファッションスタイリングにおいて、
「マンネリ」はマイナスイメージが強いですが、
ブランディング上はむしろやるべきこと。
大事なのは、そのマンネリが
意図した印象演出を叶えるものかどうか。
確かに大衆的なマンネリであれば、
単なる退屈なスタイルでしかない。笑
でも印象演出に相応しい
意味のある効果的なルーティーンは、
シンプルで効率的な方法ながらも、
あなたらしさを際立ててくれますよ。
個性を身に纏い、自分らしく、
心地よく生きられる人が増えますように!
■ 最新情報
この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます
2008年米国フロリダ州にてAICI(国際イメージコンサルタント協会)認定FLC資格を取得し、東京・目黒にエミュ・デザイン(MAIC)を設立。女性専門のイメージコンサルティングを開始。「あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。」をテーマに表面的に外見を繕う「美」の追求ではなく、個性を「可視化」するイメージコンサルティングを提供中。個人向けサービスの予約は常時2~3ヶ月待ち。多くの芸能人や著名人からも人気を得ている。