イメージコンサルタントが教えるコンプレックス解消法

コンプレックスが魅力に変わる瞬間

普段、コンサルティングでお客様とお話していると、
よくコンプレックスについてのお悩みを伺います。

しかし、非常に興味深いことに、
お客様が「コンプレックス」と感じている部分こそが、
実はその人の最大の魅力になることも多いのです。

例えば、自分の声が嫌いだという方に限って、
実際にはアナウンサーのように
よく通る美声を持っていることがあります。

以前、私のお客様の一人が
「低い声」に悩んでいましたが、
「心地よくて落ち着く声」とお伝えしたところ、
彼女はポッドキャストを始め、
多くのリスナーを獲得しています。

また、あるお客様は自分の目が嫌いで
「小さくて細く、キツく見える」と感じ、
写真に写ることさえ避けていました。

しかし実際には、
そのクールビューティーな瞳が印象的で、
それを魅力として伝えたところ、
徐々にSNSでも写真や動画の投稿を始め、
今ではインフルエンサーとしても活躍されています。

こんな風に、周りの人はすでにその魅力に気づいているのに、
ご本人だけが気づいていないというケースはよくあります。

この現象の背景には、脳のフィルター機能である
RAS（Reticular Activating System）が関与しています。

RASは、膨大な情報の中から、自分にとって
重要だと思うものを無意識に選び取る役割を担っています。

たとえば、「赤い洋服が欲しい」と思うと、
街中で赤い洋服ばかりに目が留まるのもRASの働きによるもの。

同じように、「自分の嫌いな部分」に意識を向けると、
RASはネガティブな情報ばかりをフィルタリングし、
さらにその部分が目につくようになります。

こうして、ポジティブな側面が見えにくくなり、
本来の魅力に気づけなくなってしまうのです。

でも、RASは単なる「フィルター」なので、
最初の視点を変えてあげると、
フィルタリングする情報が変わっていくので、
コンプレックスと感じていた部分さえ
ポジティブな側面が見えてきて、
それがあなたの魅力だと気づくことさえあるのです。

だから「視点」をどこに持つかという「意識」
最初のRASのチューニングは非常に重要です。

私はイメージコンサルタント養成スクールを運営していますが、
初回の講座でいつも以下のような話をしています。

それを習得するのは決して簡単ではありません。

だからこそ、日常の中でも
人の長所を瞬時に見つけて相手に伝える
「習慣」を身に着けるように指導しています。

私たちが提供する米国発祥のイメージコンサルティングは、
日本で流行中のファッション診断とは異なり、
パーソナルブランディングを確立するためのサポートです。

表面的な見た目の改善にとどまることなく、
クライアントの真の魅力を引き出すためには、
私たちコンサルタント自身が
RASを良い方向にチューニングしておくことが必要だと思っているからです。

今私がちょうど学んでいるパーソナルヘア診断の授業でも、
「美点探し」という言葉と共にこのRASの話が出てきて、
これは私たちのようにヒトを対象とするコンサルティング業における、
普遍的な原則であり、絶対的な基盤だと改めて実感しました。

繰り返しになりますが、RASはその視点によって、
私たちが自分自身や世界をどのように認識するかに
大きな影響を与えます。

だからこそ、最初のチューニングが重要。

私のお客様達がそうであったように、
視点を変えれば、RASのフィルターも変わり、
これまでコンプレックスだと思っていた部分が、
あなたの魅力だと気づく瞬間が訪れるかもしれません。

「コンプレックスだらけで自信がない！」

そんな時こそ、是非RASのフィルターの話を思い出し、
最初のチューニングを見直してみてくださいね。

MAICのシグネチャースタイル診断®は、
単なるファッション診断ではありません。

シグネチャー（署名）の名の通り、
唯一無二のあなただけの個性を可視化し、
パーソナルブランディングを通じて、
あなたらしさを最大限に引き出します。

私たちは、あなたの真の魅力を引き出し、
あなたが語らなくとも、あなたの価値が伝わる見た目
を創るお手伝いをしています。

あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。

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