予約3ヶ月待ちサロン運営 成果を出すためにやめたこと3選
予約3ヶ月待ちサロン運営の成果を出すためにやめたこと3選
皆様、こんにちは。国際イメージコンサルタント・印象学者 Ako Magnoです。
(初めての方へ、プロフィールはこちら)
近年すっかり”イメコン”ブーム。
イメージコンサルタント起業を
目指す人も急増中。
そこで今回は
予約3ヶ月待ちサロン運営
成果を出す為に私がやめたこと3選。
イメージコンサルタント歴15年
私自身の体験を踏まえてのお話です。
1.安易な値引き
簡単に値引きできるなら
正規の価格って何なのよ?
お客様はそう思うはず。
値引きというのは
自社の製品やサービスを
元々正規価格の価値はないです!
と宣言しているのと同じ。
もちろんモニター価格だったり
セット割引だったり
理由のある値引きはあり。
でも理由のない安易な値引きは
価値に対する不信感にも繋がるし
正規の価格で買った人に失礼。
そもそも安ければ買いたいという人を
追いかけてはいけません。
2.無料の情報提供
よくSNS運用では
「出し惜しみはダメ!どんどん情報提供しましょう」
なんて言われますよね。
イメージコンサルタントの場合
職業柄ちょっと注意しないといけない
重要なポイントがあります。
もちろん見て頂いて居る人に
喜んで頂くのは大事な事。
価値ある情報を発信すればするほど
いいね数だったり
フォロワーだったり
反応も増える。
特に物を販売している方とか
美容師さん、整体師さんとか
情報を出してもサービスが減らない
お仕事の方の情報提供はプラスしかない。
でもコンサルタントの場合は
ちょっと事情が違うのです。
なぜなら私達コンサルタント業は
そもそも情報が商品だから。
ある一定の線引きが必要で、
単純に情報を出せば出すだけ
集客に繋がるわけではないのです。
むしろ情報の出し過ぎが原因で
集客できないパターンもよく聞きます。
というのもSNSなどの無料の情報提供と
有料サービスで話す内容がほぼ同じだったら
高いお金を払う必要がないのですから。
これは私自身の失敗談からも
お伝えしたいこと。
元来、悩んでいる人を見ると
放っておけない性格の私。
特に起業当初は
相談してもらえることが嬉しくて
SNSのDMで頂いたご相談にも
一生懸命無料で答えてました。
いつかサービスを利用してくれる!
そう期待して・・・・・・。
でもそういう人に限って
有料サービスは申し込まない。笑
というのもコンサルタントというのは
本来ヒアリング自体が
既に有料のサービス。
にも関わらず、
解決までしてあげていた私。笑
こうしてサービス価値を
落としていることに気づいていなかった私は
頑張れば頑張るほど
売れなくなるループにはまっていたのです。
もちろん儲けにならなくても
誰かの役に立てるのは嬉しいこと。
でも趣味とかボランティアじゃなく
仕事としてやりたい人は
あるところで線引きしないと一生売れない。
これはSNS上の情報発信も同じ。
今の時代、SNSを集客に使うのは必須。
価値ある情報提供は大事です。
でもコンサルタントのSNS運用のゴールは
あくまでサービスにお申込み頂くこと。
SNS上での表面的な反応の大きさを
最終ゴールにしてはいけません。
無料だったら聞きたい。
そんな人のために
情報を安売りしてはいけないということ。
極端な話
「無料で聞きたいという人は相手にしない。」
それくらい心を鬼にしないと
形のないサービスを売れるようにはなりません。
というわけで
無料で話すこと、有料で話すこと
私は常に意識して線引きしています。
有料でサービスを利用して下さったお客様を
一番大事にしたいから。
それと同時に無料では得られない情報が
有料サービスでクさん出せるように
引き出しを増やし続けることも心掛けています。
形のある物を売る商売と違って
目に見えない物を売る為には
価値を感じてもらう為の工夫も大事です。
選ばれたいなら
無料で教えてくれるいい人から
有料でも話したい人になる。
この意識があると
間違った方向に進みにくくなると思います。
3.競合他社の真似
起業当初はとにかく手探りで
右も左も分からず
競合他社の見よう見真似でやってました。
でも軌道に乗り始めた頃から
実は私ほとんど競合を見ないのです。
見たとしても
自分の立ち位置確認の為であって
真似る為に見ることはありません。
市場にこびると
独創的なものは作れないから。
むしろ私の場合は
いかに提供者が少ないか
他社がやっていないか
という希少性を追い求めました。
経営学では
レッドオーシャンを避けろ!
と言われますよね。
※レッドオーシャン
競合が多数存在し
競争が激しくなっている市場
経営素人の私は
起業当初レッドオーシャンなんて
言葉さえ知らなかったですけど、
長期的な目線での「売り方」はいつも考えてました。
資格取得の時にも
大手スクールではなく
個人の先生を選んだり。
アメリカで学ぶ時にも
うまく行った時に日本人が簡単に渡米して
同じことを真似できないように
直行便がない僻地の砂漠の街を選んだり。笑
そんな風に、
他社がいないゼロ参入を
いつも意識しました。
特にうまく行くほど
真似されるのは避けられないことなので
簡単に追随させないよう
逃げ切れることまで想定して動いて居ました。
経営素人だと
ついつい流行っていたり多数派に
安心感を感じて手を出しがち。
でもビジネスって
「流行っている」
と認識された時点で
既に参入は遅い。
待っているのは価格競争なのです。
流行れば流行るほど
提供者が増えれば増えるほど
知名度が上がって売りやすいと
思うかもしれません。
でも実際はその逆。
コンビニの店舗が増えれば増えるほど
確かにお客様は便利になる。
でも店舗の売り上げは
苦しくなるのと同じ。
特に私はフツーのOL出身で
華やかな経歴があるわけでもなく
売りになる要素が何もなかったので
そこで勝ち残れるとは思えなかったです。
だからこそ、
せめてスキルがフツーだけは避けたくて
価値を上げるために徹底して希少性にこだわり
大多数ではなく、いかに少数派でいるかを
常に考えて動きました。
スクール運営をしている今でも
私自身が現役のコンサルタントでもあり
売る側の視点で希少性を保つことを考えているので
手法を大衆化することなく
少数精鋭での育成にこだわっています。
そんな背景もあって
どこでも受けられるわけではない希少性やブランド力も
「3ヶ月待ってでも受けたい!」と
言って頂ける背景だと思っています。
選ばれたいなら
少数派になる勇気を持つ。
予約3ヶ月待ちサロン運営
成果を出すためにやめたこと3選でした。
また引き続き
イメージコンサルティングビジネスについて
ご紹介して参ります。
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2008年米国フロリダ州にてAICI(国際イメージコンサルタント協会)認定FLC資格を取得し、東京・目黒にエミュ・デザイン(MAIC)を設立。女性専門のイメージコンサルティングを開始。「あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。」をテーマに表面的に外見を繕う「美」の追求ではなく、個性を「可視化」するイメージコンサルティングを提供中。個人向けサービスの予約は常時2~3ヶ月待ち。多くの芸能人や著名人からも人気を得ている。