やっぱり日本はかっこいい!!
皆様こんにちは。国際イメージコンサルタントのAkiko TAKATAです。
最近、マナー・プロトコール(国際儀礼)のお話などをしていて、国際的であること=外国人(特に欧米)の真似をすることだと誤解されている方が本当に多いなぁと感じます。
たとえば、明らかにマナー違反のことをしていたとしても、欧米の方がしていることを理由に、こんな質問を頂くことが非常~に多くあります。
「外国人がしていたから行儀が悪くても、本当はマナー違反ではないということなのではないでしょうか。」
この類の質問もちろん大歓迎なのですが、あまりの多さに驚きます。一般的にされてしまっているということと、マナー違反かどうかというのはまた別のことだと思いませんか?
例えば、日本人である私たち全員が、小笠原流の作法で毎日生活をしていますか?していないと思います。
作法的には本来は違うけれども、分かっていても簡略していること、でもいざという時はしなくてはいけない作法など沢山ありますよね。それは、どこの国の人でも同じことだと思います。
マナーそのものについては、あくまで「型」として考える必要があります。かといって、決してその「型」だけを守り通しましょうと言うつもりはありません。
本来の「型」を知った上で、TPOに応じて失礼にはあたらないとご自身で判断をされるのであれば、むしろ「型」そのものにこだわらないのは構わないと思います。
でも「外国人がしているからマナー的にもOKなのだろう。」いう発想は危険です。
「国際儀礼」を学びたいという方には、外国人の真似をすれば国際的に通用するマナーになるという誤解はしてほしくないなぁと思いながら、毎回生徒さんに解説をしています。
一方で、宗教的な背景や意味があることも知らずに、外国人がしている慣習(例えば食事の作法など)について、こんな発言をしてしまう方も見かけます。
「文化が遅れているから、彼らはそのようなマナー違反があって・・・・・・」
これはプロトコール(国際儀礼)をお伝えする身としては、非常に残念な気持ちになります。
そのような誤解を解くことも私の仕事ですから、より多くの方に「国際儀礼」をお伝えすると同時に、私が考える真の「国際」の意味を併せてお伝えしていきたいと思っています。
過去の記事でも何度か書いておりますが、マナーを身につける上で「自分自身で判断する」というのは本当に大切なことです。
誰かがしていたから真似しよう、そう言われたから真似しよう、ではなくて、自分が選んだベストのマナーを実践して頂きたいのです。
国際化に伴い、実は他国のこと以上に何よりも自国である日本のことを知らなくてはいけないという課題も挙げられます。
「自分」という芯がないまま、ただ外に目を向けて真似事をしていても、多分それは国際「風」なだけで終わってしまうからです。
客観的な視点で日本を見ると、様々なことを発見しますし、今まで以上に日本には沢山良いものがあると感じますものね。
ちなみに、最近見るたびに「やっぱり日本はかっこいい!!」と思うCMがあります。それが、こちら。
マックカフェCM 「大集合」篇
マクドナルド×歌舞伎役者なんて、意外性がありすぎて、その時点で個性があって好きです。
よく日本人男性は世界でモテないとかと言われますが、このCMを見てしまうと、いやいや日本人男性は世界で一番かっこいいよと思ってしまいます。自分の国を誇りに思える私は幸せなことですね。
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国際イメージコンサルタント・印象学者ako
2008年米国フロリダ州にてAICI(国際イメージコンサルタント協会)認定FLC資格を取得。東京・目黒にエミュ・デザイン(MAIC)を設立し、女性専門のイメージコンサルティングを開始。
あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。をテーマとした個性を「可視化」するイメージコンサルティングに定評があり、個人向けサービスの予約は2~3ヶ月待ち。自分らしさを求める依頼者が、日本全国・海外からも訪れている。